イヤイヤ期の子供の寝かしつけ対策!コツは「ロボットになる」

公開日: : 最終更新日:2017/01/29 イヤイヤ期の悩み, 睡眠の悩み


イヤイヤ期の寝かしつけ
イヤイヤ期、寝る前だって例外ではありません。お風呂もイヤ、歯磨きもイヤ、ベッドにはいるのなんて絶対にイヤ!
おなじみParenting.comに掲載されたヒントをもとに、18~36ヶ月、まさにイヤイヤ期の子供の寝かしつけについて、対処法をまとめました。

photo credit:Ed from Ohio

イヤイヤ期の特徴

子供のおしゃべりも発達し、経験が増え賢くなるにつれて、親を操る悪知恵もついてきます。また想像力と共に恐怖感も生まれます。

この月齢の子供の「寝る前習慣」は、イヤイヤと豊かな想像力のせいで崩壊の危機にあります。パパとママは健康的な睡眠習慣を死守しなければいけません!

子供のイヤイヤ攻撃は、「寝る前習慣」の第一段階からすでに始まっています。パジャマが嫌だ、布団が冷たい、お水が飲みたい、ペットに「おやすみ」を言いたい、一緒に寝るおもちゃを取り換えたい、などなど要求はエンドレス・・・。

また豊かな想像力は「ベッドの下にサメがいる!」「壁からお化けがでてきたらどうしよう」などの、恐怖心ももたらします。

イヤイヤ期の寝かしつけのコツは「ロボットになる」

子供の要求に対しては、毅然とした態度で対応しましょう。寝る前にあれやこれや言い始めたら、わがままを言っていい回数を決めます。子供に「あと1~5回どれがいい?」と決めさせても良いでしょう。

例えば「3回まで」と決めたら、子供にはっきり伝えます。3回目のわがままを聞いた後には「これが最後。もうベッドに行きますよ」と念を押します。そして、それを親であるあなたが貫き通します。癇癪(かんしゃく)を起そうが(十分に可能性はありますが、踏ん張りどころです)、泣いてお願いしようが、最後と言ったら最後です。ベッドに連れて行き、「おやすみ」をしましょう。

もし子供が起きてきても、すぐにベッドに戻し、やさしい口調で「おやすみ」とだけ言いましょう。何を言われても会話はせずに、「おやすみ」だけで答えます。自分がロボットになったと思って対応しましょう。プログラムは「3回まで」と「おやすみ」です。

恐怖心によりそう

子供の想像力と恐怖心は成長の証です。子供が怖いと思う事を聞いてみましょう。夜寝る前に、「怖い事」を話し合うと、いっそう怖がってしまう可能性もあるので、昼間にそれとなく聞いてみます。子供の怖がっているものを、笑って「そんなものはいないよ」と否定するのではなく、理解してあげることが大事です。「お化けよけスプレー(水+無害なアロマオイルなど)」を用意して、一緒に部屋にまいたりすることで、安心することもあります。

また夜、暗い部屋が怖いという子供の場合は、寝付く前に部屋を暗くし、目が慣れてくるまでついていてあげましょう。できるだけ面白い話や楽しかったことを話し合い、暗い=怖いではないということを教えます。

おわりに

イヤイヤ期は本当に大変ですが、親と子、両方がとてつもなく多くのことを学んでいる時期でもあります。子供は親の変化に敏感で、一度でも「ま、いいか~」と折れると、必ずそこをついてきます。子供の気持ちを理解してあげながらも、一方で、毅然とした態度を貫くことが、この時期の育児の重要な課題。それは寝かしつけについても同じことなのです。

イヤイヤ期の寝かしつけのポイントまとめ

  • イヤイヤ期は知恵だけでなく、想像力と恐怖が芽生える時期
  • 寝る前にわがままを言っていい回数を決める
  • 決めた回数は必ず守る。
  • 子どもが癇癪を起こしても、やさしい口調で「おやすみ」とだけ伝える。
  • 子どもの不安や怖いと思っていることを否定せずに理解する
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参考:How to Get Your Child to Sleep(Really!)

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