乳児期にオススメ!親子のきずなを深めるスキンシップ法4つ
おしゃべりが出来るようになる前の赤ちゃんは、この世がどんなところか分からずに不安でいっぱい。けれど自分のそばにいてくれる人の温もりが感じられると、とっても安心できるし、実は人の温もりが、脳や体の発達にとっても良い影響を赤ちゃんに与えてあげられるのです。
今回は何気ない触れ合いの中でできるスキンシップの仕方と、その効果をご紹介したいと思います。
赤ちゃんの脳と心の発達に効果ありのスキンシップ
図Aのように、赤ちゃんの前頭部(おでこのあたり)を優しくなでなでしてあげましょう。
そうすることで脳の前頭葉が刺激されホルモンの分泌が良くなり脳の発達にとても良い効果があります。
図Bは、赤ちゃんがこれといった理由もなくぐずったり興奮してしまった時におすすめのスキンシップで、背中の腰のあたりにある仙骨という部分をさすってあげることで赤ちゃんをリラックスさせることができます。
赤ちゃんの運動能力を向上させるスキンシップ
抗重力を鍛えるスキンシップ
図Cは生後4か月ごろ、もしくは寝返りを覚え始めたころにおすすめのスキンシップです。
赤ちゃんが、うつ伏せになってじたばたしたり、嫌そうな雰囲気を出したとき、すぐに抱き上げないで図Cのように保護者もうつぶせになり目線を合わせて微笑んであげましょう。そうすると赤ちゃんも微笑み返してくれることもありますし「遊びなのかな?」と思って少しの間我慢してくれます。
そうしてちょっと我慢させることでうつぶせ状態になっても首をぐっと上にあげる筋肉を強くし、突っ伏して窒息してしまうような事態を予防するのにも役立ちます。
抗重力(重力に抵抗する力)を鍛えることができるので、その後の発達段階である、ハイハイをするために必要な筋肉をしっかり発達させ、ゆくゆくは子供の姿勢や集中力を良くすることにもつながります。
<ただし無理はさせない>
赤ちゃんがご機嫌でのってくれるときはいいのですが、目線を合わせても嫌がったり泣いたりするときは、数秒がまんさせたらあとは無理強いしないで抱き起してあげましょう。ほんの少し我慢できるだけでも違いますし、なにより赤ちゃんが嫌なことを無理にさせてはスキンシップの意味がありません。
平衡感覚を養うスキンシップ
図Dは赤ちゃんの運動神経の発達を促すスキンシップです。赤ちゃんを抱っこした状態で目と目を合わせます。目を合わせたままゆっくり横にゆらゆら揺れながら回転します。この時好きな歌を歌いながら回るとなお効果的です。
これは背景が移動している状態で目線を一点に集中させることで、体の平衡感覚が鍛えられるのだそうです。
いかがでしたか?
日々の子育ての中でこのようなスキンシップを意識して行う事で、赤ちゃんの心と体の発達を促すことができますし、大変な育児の隙間に一緒に楽しむ要素を取り入れて、ほんの一瞬我が子の顔をみて微笑む時間が作ることができれば、ストレスも随分発散することができますので是非、ためしてみてくださいね!^^
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