赤ちゃんの赤いぽつぽつ、カサカサ肌。その原因と対処
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肌荒れの悩み
赤ちゃんのお肌といえば、思わず触りたくなってしまうほど柔らかくてきれいな肌・・・というイメージですが、実際のところほとんどの赤ちゃんが何かとお肌のトラブルを抱えてしまうものです。その中でもおそらく半数以上の赤ちゃんに起こっている肌トラブルの原因と対処法についてお話したいと思います。
新米ママビックリ!生まれたばかりの赤ちゃんの皮膚がめくれる!
初めての赤ちゃんを出産されたママさんたちはこれを目の当たりにしてドキッとされるのではないでしょうか。これは新生児落屑(しんせいじらくせつ)という現象で肌トラブルではありません。羊水の中で過ごしていた赤ちゃんが外気にふれて環境に適応していく中でおこる現象ですので心配いりません。
あせも
同じ体勢で寝て過ごすことが多い赤ちゃんは背中やおむつが当たる部分に汗をかきがちです。そうなるとでてきてしまうのがあせも。赤い発疹が現れるので、最初はアレルギー性の皮膚炎かなにかかと心配になりますが、2週間検診や1カ月検診でさっそく指摘されることも多いのではないでしょうか。
赤ちゃんは意外に皮脂の分泌もさかんですので、身につけさせる肌着やベビー服、お布団のシーツや掛布団は綿100%のものを使用し、お口や汗を拭くときはタオルよりもガーゼ地のハンカチやてぬぐいなどを使ってあげましょう。赤ちゃんのお肌への刺激を極力避けながらこまめにオムツや衣服を替えてあげるなどしてケアすることが大切です。
6~7割の赤ちゃんがかかる乳幼児湿疹
これは筆者のぼうやも乳幼児湿疹になったのですが、特に脂漏性乳幼児湿疹といわれるもの。生後3~4か月ごろに特に多くみられるとされます。この頃が最も皮脂の分泌が多いために起こりますが、多くの赤ちゃんにみられる症状なのでそれほど心配する必要はありません。
顔や頭などに黄色っぽいフケのような(筆者はバターっぽいと思いました)ものが鱗というかかさぶたのようにはりついているのでかなり気になりました。でも無理にはがそうとすることは皮膚を傷つけてしまう恐れがあるのでやめましょう。
毎日のお風呂(沐浴)で優しく洗ってあげていればいずれ消えていくものですので特別な治療などは必要ありません。お風呂の前にオリーブオイルやベビーオイルなどでかさぶたをふやかしてから優しく洗うと良いといわれて実際にしてみましたが筆者のぼうやのかさぶたは頑固でなかなか落ちませんでした。それでも生後半年頃までに自然と消えていきました。
普段のスキンシップでしっかりとチェックしましょう!
上記のお肌トラブル以外にもアトピー性皮膚炎やニキビなど、様々な症状が起こるかもしれません。また、筆者の友人の赤ちゃんは生後1か月未満で一歩も外に出なかったにもかかわらずどこかで細菌が入り込み、お尻の割れ目周辺が腫れて、あわや神経を侵される可能性をあったそうです。
発見が早くすぐに治りましたが、抵抗力が弱い赤ちゃんのこと、目が届きにくい背中とお尻の間やひざの裏など日ごろから注意深く観察して赤ちゃんの健康を守ってあげたいですね。
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