子供の急な病気・発熱その時どうする?【事前準備と対応】
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病気の悩み
親ならだれでも、子供は病気ひとつせず元気に育ってもらいたいと願うものですが、実際はよく熱を出したり風邪をひいたり、急な体調不良などが起こってしまいます。
そんな時にどう行動すべきかを、今一度確認しておきましょう。
病気になる前に日ごろから備えをしておく。
子供がいつ病気になるのかわかれば苦労はしません。それは突然やってきますので、常日頃からいざという時のために備えておきましょう。
病院に持っていくもの
- 母子手帳
- 子供の健康保険証
- 子供の医療費控除証
- お金
- オムツと着替え
- お薬手帳(あれば)
これらはひとまとめにしてお出かけバッグにいつも入れておきましょう。
近所にある小児科、診療所などを確認しておく。
初めての子供の場合なら、できれば妊娠中に小児科を探しましょう。通いやすさ、先生の評判など事前に調べておいて、何かあった時にいく病院を決めておきましょう。
最近ではWEBで診療予約をしてくれる病院も増えてきましたので、そういったサービスがあるかどうかも一つのポイントですね。
また保健センターなどに夜間診療所などを置いているところもあります。お住まいの地域の保健センターなどで聞いておくとよいでしょう。
子供の発熱!まずは観察。
小さい子供はよくお熱を出すものです。熱は36.5~37.5度が平熱ですが、体温が高い子、低い子が個人個人であると思います。なるべく毎日、朝昼晩と検温をしてお子さんの平熱というものを知っておきましょう。
それ以上ある時、38度を超えない場合はひとまず様子を見ます。着せすぎ、または部屋の温度などで体温が高くなっているだけということもあります。その後熱が下がらない、あるいは高くなっていく場合はお医者様に連絡を。
また、嘔吐や発疹があらわれるなど熱以外の症状がでていないかも注意深く見る必要があります。元気がない、常にウトウトしているなどの場合は様子を見ずにお医者様に連絡をしましょう。
「今日は良く寝てるな、熱があるからだるいのかな?」と軽く考えていたら実は意識が混濁している状態だったなんていうこともあります。
けいれんがある場合は熱があるないにかかわらず、早急にお医者様に連絡してください。
病院へ行く前にまず電話。
重病なのかそうでないのか素人では判断は難しいと思います。かといって突然来院するのは避けましょう。もし感染症であった場合ウィルスをまき散らすことにもなりかねません。逆に軽度な症状で不要な来院をしたために病気をもらってしまうことだってあります。
診療時間内であってもまずは電話で症状を伝え、来院すべきかどうかを判断してもらいます。急な発熱やお子様の異変で焦ってしまうところですが、冷静に正確な症状を伝えられるようにしましょう。
ところで、まれに病気をもらうのを恐れて人が多い一般の診療時間帯は避けて、急病ではないけど夜間や時間外診療にあえて来院する人がいるようですがそれはやめましょう。お医者様の負担になるだけでなく、本当に今すぐ見てもらわないといけない患者さんの迷惑にもなり子供の医療全体に悪い影響を与えてしまいます。
冷静な対応と日ごろの備えが大切
親御さんの冷静な対応によって、子供を安全に適切に医療機関へ届けることができます。そのためには日ごろから温かいまなざしを子供に向け、よく観察し異変に気が付けるようにしておくことと、頼るべき医療機関を前もって知っておくことが重要です。
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