プール時期に流行!夏に子供がなりやすい病気とは?
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病気の悩み
暑い日差しが降りそそぎ、子供たちにとってはプールに入るのが楽しみな季節となりましたね。気持ちいい水遊びですが、このプールの時期に流行する病気もあるので注意が必要です。では、いったいどんな病気があるのか見てみましょう。
1.咽頭結膜炎(プール熱)
プールの水を介して感染するのでプール熱とも呼ばれますが、プール以外の場所でも接触して感染することがあります。主な症状は、結膜炎、咽頭痛、発熱の3つで、目が充血して痛みを伴い、39度~40度の高熱が5日程続きます。感染力が強く大人にも感染します。プールの後しっかり目や体を洗い、人とタオルの貸し借りはしないようにしましょう。
2.手足口病
口の中や手足などに水疱性の発疹が出るウイルス性の感染症です。5歳以下の子供に多い病気ですが、一度なってもまた感染する可能性があります。熱は余り出ず発疹も3,4日程度で治るので、症状は比較的軽い病気。口や舌にできた口内炎が痛いので飲食しにくくなることもあるそうなので、脱水症にならないよう水分補給には十分気をつけましょう。
3.ヘルパンギーナ
こちらも夏に多く見かけるウイルス性の感染症です。のどの奥に発疹ができ手足口病と症状が似ていますが、ヘルパンギーナの場合は38度~40度の高熱が2,3日続きます。のどが痛く飲食しづらいことがありますので、脱水症状には十分気をつけましょう。免疫力が低下していると大人に感染することもあります。
4.水いぼ
ウイルスにより1~3ミリくらいの光沢のあるいぼが体にできる病気です。皮膚に触れる事で感染し、また掻くと体中にひろがっていきます。ほっておいても自然治癒する病気ですが、ピンセットでつぶす方法や(子供にとっては、かなり痛いです)硝酸銀を患部に塗布する方法などがあります。
うちの子供も感染しましたが、数が少ないうちに病院へ行ったのでピンセットで処置を行いました。取った患部はかさぶたになって自然と治りましたよ。
5.伝染性膿痂疹(とびひ)
虫刺されやすり傷などに細菌が入り込んで膿がたまったようになり、飛び火(とびひ)のように体のあちこちに広がっていく病気です。傷のある皮膚やアトピー性皮膚炎の場所など、抵抗力の下がった皮膚は感染しやすくなります。かゆいので掻くと傷が深くなり重症化しますので、患部はガーゼで覆うなど、子供が掻かないように注意しましょう。また爪はこまめに切って、遊んだ後は手をキレイに洗って清潔に保つように心がけましょう。
夏はプールも始まりますし、学校や保育園などの団体行動で感染が広がるのはある意味仕方のない事です。でもこのような病気がある事を知識として知っておけば、感染してしまっても早めに対処することができますよね。長引く病気は子供にとっても、ママにとっても辛いもの。元気に楽しくこの夏を過ごしていきたいですね!
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