突然の嘔吐、発熱!赤ちゃんの風邪の基礎知識 0-6か月編

公開日: : 最終更新日:2014/10/15 病気の悩み


体調不良

赤ちゃんにとって初めての冬がやってきます。免疫機能の低い赤ちゃんは、大人や子どもよりも風邪やインフルエンザに感染しやすく、症状も重くなりがちです。赤ちゃんは最初の1年で6~10回、風邪などに感染するといいます。軽い風邪の症状の時に小児科に連れて行って、そこでインフルエンザに感染したくはないですよね。

parenting.comでは、赤ちゃんが風邪の時、医者に見せるべき症状や、家での看病の仕方や注意する点をまとめています。

6か月以上編はこちら。

以下の症状の時はすぐに小児科医に連絡しましょう

・生後3か月未満で、少しでも体調に異変があるとき
・生後3か月未満で体温が38℃、生後3~6か月で体温が38.4℃を越えたとき
・咳、鼻水が止まらないとき
・唇または爪が青ざめているとき
・呼吸が苦しそうなとき
・ぐったりしている、または極度に泣き続けるとき

上記の症状が出た場合、家では・・・

赤ちゃんの鼻の通りに気を配り、鼻吸い器などを使って鼻づまりを解消してあげましょう。
赤ちゃんを縦抱きにし、加湿器やミストで室内の乾燥を防ぎましょう。湯気のたったお風呂場にしばらく座っているもの効果的です。

赤ちゃんの嘔吐

赤ちゃんが嘔吐する場合は、水分補給が重要です。母乳、粉ミルクまたは赤ちゃん用の電解質飲料などを10~15分おきに大さじ1杯ずつ与えます。熱がそれほど高くなく、普段と変わらないようなら、体温をチェックしながら1日様子を見ましょう。

米国小児科学会は、以下の症状が見られた場合は、小児科医に連絡をするように勧告しています。

・嘔吐が24時間以上続く場合。または嘔吐の量が多い場合、頻繁な場合
・嘔吐物に血液または胆汁が混ざっている場合
・水分を与えてもすぐに戻してしまう場合
・赤ちゃんがぐったりしている、または脱水状態(口の乾燥、尿量が減る、泣いても涙が出ない、目または頭頂部が落ち窪んでいる)の場合
・高熱と嘔吐が同時にある場合(体温については上記に同じ)

おわりに

生後6か月を過ぎると、季節性インフルエンザの予防接種を受ける事ができます。ただし、病気の予防には生活習慣を通して免疫力を高めることが一番大切です。この月齢の赤ちゃんは1日に14時間眠ることで免疫力を高めるともいわれています。
ですので、親は栄養のある食事と手洗い・うがい・睡眠を気を付けてあげましょう。

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