子供は親の鏡!?気をつけたい親の行動、子供への接し方
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しつけ・教育の悩み
親なら誰しも、わが子には健やかで、賢く、思いやりのある優しい子に育ってほしいと願うものですよね。
そのために色々な育児書を読んでみたり、育児講演会に行ったり食事の内容に気を付けてみたり・・・様々な努力をされると思います。
しかし、どんなに努力をしたところで子供にとって最も大きな影響を与えるのは、個々の家庭での親のあり方であるというお話をしたいと思います。
photo credit:@ Sebastien Wiertz
子供は親の行動をモデルとして生き方を身につけていく。
生まれたときは言葉も話せず、ただ横たわるほかすべを持たなかった赤ちゃんが、徐々に体を動かし始め、言葉を話し始めることができるようになるのは、周りにいる親をはじめとした大人たちから学び取っていくのです。
子供たちは生まれたときから最も近い存在である、親たちの行動をみて、自らが生きていくための手段を身につけているのです。
親の悪い行動も全て子供は生き方として習得する。
親から虐待や暴行をうけて育った子供は、自らが親になった時に我が子に同じことをしてしまうとか、アルコール依存症の親を持つ子供が自らも、アルコール依存症の配偶者を持つことが多いという報告がありますが、それはなぜでしょうか。
共依存に陥る。
例えば、父親が家庭内暴力(DV)やアルコール依存症である場合、母親が抵抗したり逃げだすことなく、じっと耐えてしまったり、ひどい扱いをされながらも側にいることに生きがいを感じてしまったりする、共依存という状態に陥ることがあります。
すると、その家庭で育つ子供は共依存の状態の両親をみて成長し、無意識のうちにその生き方を身につけてしまい、似たような問題を抱えた家庭を築きやすいのだそうです。
もちろん、親を反面教師として真逆の人生を送る場合もたくさんありますが、その場合でも親が子供に与えた影響というのは甚大です。
よく話題になる、ひきこもりの問題も実は外の世界に出られない子供と、そんな子供を見放せない親との、共依存が根本にあって起こるのです。
子供にこうあってほしいと願うなら、まずは自分を律するべし!
つまり子供に「こう育ってほしい」という理想があるならば、自らがその姿を子供たちに見せなければいけないという事ですね。
お行儀のよい子に育てたければ、親がきちんと背筋を伸ばした生活態度を見せなければいけませんし、我慢強い子供に育ってほしいと願うならば、自らが寛容になり、我慢強く子供たちに接する姿を見せる必要があります。
子供は親が自分のためにしてくれて嬉しかったことは、ちゃんと覚えて学んでいるのです。子供たちがこの世が幸せで、希望に満ちたものなのかを知るすべは全て家庭の中にあるのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
他人に言うのは簡単でも自分で実践するにはと~っても難しいことですよね。筆者自身も書いてて脂汗が出てきました。(笑)
まだまだ立派な親にはなれませんが、子供にはこの世が楽しくて希望がもてるものだと感じてもらえるように、仲の良い楽しい家庭を築いていきたいと思います。
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