8つの知性を知って子供の潜在能力を引き出そう!
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子育てのヒント
子を持つ親であれば、わが子の中にどんな才能が眠っているのか気になるところ。またこの才能がある!とわかっていればどんどん伸ばしてあげたいと思いますよね。
アメリカのハーバード大学のハワード・ガードナー教授によると人間にある知性は8つに分類することができるのだそうです。今回はこの8つの知性をご紹介したいと思います。
参照元:Which of the 8 kinds of intelligence do you have?
photo:Brian Auer
1.視覚的知性
広い空間や遠近を正しく認識しそれを活用することができる能力。例えば何かを組み立てたり、あるいは方向感覚に優れた人はこの知性が高いといえるでしょう。この能力を活かした職業ではパイロットや建築家、チェスプレイヤーなどがあげられます。
2.運動感覚知性
身体を思い通りに動かして、何かを表現したり問題を解決したりできる能力。この能力が優れているとダンサーなどに向いているとされています。スポーツ選手などもあてはまるでしょうね。
3.音楽的知性
音楽のリズムやピッチ、メロディーなどを敏感に感じ取り音楽を創造したりすることができる能力。この能力を活かした職業では指揮者や作曲家などがあげられます。
4.言語・語学知性
言葉の持つ意味や響き、また言葉の配置などを敏感に感じ取ることができる能力。詩人などはこの能力に秀でています。
単純にバイリンガルであればこの能力がある、というわけではなさそうですね。言葉の使い方、趣きなどを効果的に使うことができる能力です。
5.数学的知性
さまざまな事象を数字やシンボルを使い、計算し法則を導き出す能力。数学者や科学者などがこの能力に長けています。
6.対人的知性
人間関係を円滑に気付くことができる能力。人と人を仲介するネゴシエイターなどに代表されます。
7.内省的知性
自分自身を深く掘り下げ、自己を省みることができる能力。自分というものを正確に理解しそれをふまえた上で行動ができるのでビジネスや学業を計画的に遂行させられます。
これはどんな職業が向いているというのではなく、すべての人にとってこの社会の中で生きていくために大切な力といえるでしょう。
8.博物学的知性
自然の特性を知りそれらとの関わりを考える能力。例えば植物と動物との区別をしたり、環境との関係を探求したりする力で分類学者などがその代表です。
おわりに
この8つの知性を見ていくと、わが子はこの知性が強くてこれが弱いかな?なんて項目がでてきませんか?例えばある子供はお友達を作るが大好きだけど、お歌やダンスはあまり得意じゃないなんて場合は6番の対人的知性が高く、3番の音楽的知性が低いのかもしれません。
これをみて親としては苦手な物を克服する、というよりは得意なことを伸ばす手助けができればいいですよね。お子様の個性を知るうえでぜひご参考にしてみてくださいね。
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