お宅まだなの?に惑わされない!トイレトレーニングの心構え
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トイレトレーニング
トイレトレーニングは子育て最大の難関?
そんな風に思っているママも多いでしょう。周りのプレッシャーやわが子への期待が大きいと、それだけ失敗したときの不安やストレスも大きくなりそうで・・・。
アメリカのニュースサイトglobalpostでは、そんなトイレトレーニングも子どもの成長のタイミングをしっかり見きわめて始めれば、スムーズでストレスなく乗り越えられるとしています。子どものトイレトレーニングの方法と、親側の心の持ちようを紹介します。
子どもからのサインを待つ
ボイズタウン行動健康学センターのパトリック・フリマン博士は、トイレトレーニングは子ども自身がその気になっていないと失敗すると述べています。子どもにプレッシャーをかけて早くはじめても、逆に時間がかかったり親を恨んだりする結果になります。子どもによっては長くかかる子もいますから、親は長い目でみて周りからの言葉に惑わされないように心がけましょう。
子どものちょっとした行動にトイレトレーニング開始のサインが出ているものです。汚れたおむつを嫌がったり、トイレを使いたいと言ったり、トイレの使い方を子どもの方から聞いてきたときがチャンスです。
お手本となって教える
「ペアレンティング・サイエンス」の著者で自然人類学者のグウェン・デワール博士は、トイレトレーニング開始にあたって、子どもは最低でも2歳になっていることが望ましいとしています。それより小さいと、やり方を教えても理解できず指示通りにできなかったり、そもそもトイレが何なのかが理解できないこともあるそうです。
子どもが2歳になって、トイレに興味を持ち始め、「サイン」を出すようになったら、まず親であるあなたが見本となってトイレの使い方を見せてあげてください。その際に、どういう流れでトイレを使うのかをシンプルな言葉で説明し、子どもにもやらせてみましょう。子どもができるようならトレーニングの開始です。嫌がったり出来ないようなら、3,4日後にもう一度試してみましょう。
おまるトレーニング
大人用のトイレを使えるようになる前、また使えるようになっても、おまるを使う練習もさせましょう。これから購入するのなら子どもに選ばせ、置く場所も決めさせるといいでしょう。まずは、おまると「仲良く」なるためにも、座らせたり遊んだりといった時間を持ちます。もし子どもが出来そうだなと思った時は、トイレの使い方を教えるかたわら、おまるを使う時間もとりましょう。
子どもが親の手を借りずにトイレを使えるようになるまでは、おまるをトイレの横に置いておきます。こうすることで、親がトイレを使っている時も、子どもがまねをして一緒におまるをつかうことができます。子どもにとって一番わかりやすい方法ですね。
ほめる・スマイル・エンジョイ!
はじめは変な感じがするかもしれませんが、子どものがんばりを認め、ちゃんとできる度に子どもをほめるのは成功のカギだと、フリマン博士は述べています。
ちゃんとできなくても、親ががっかりした顔を見せるのはNGです。失敗の時こそスマイル!失敗したり、ちょっとしたおもらしは当たり前。辛抱強く、かつ思いやりをもって接しましょう。
子どもが上手にできたときは、大げさなくらいほめてあげます。トイレトレーニングのシール表を作ってシールをはったり、子どもが大好きな遊びを一緒にしたりと楽しいごほうびを用意しましょう。
photo credit:globalpost
翻訳:Child Rearing & Toilet Training
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