完全母乳を目指すママのための食生活の管理法！

公開日： 2014/10/05 : おっぱいトラブルの悩み

完全母乳指向は年々高まってきており、ミルクよりも断然楽！出来るなら母乳で育てたいとお考えのプレママ、初ママさんも多いことでしょう。
でも、自分の体から赤ちゃんへ栄養をあげるのは、想像以上に大変なことです。そこで、母乳育児の食生活管理についてお伝えします。

必要なカロリーは？

赤ちゃんにも栄養を届けるためには、普段の食生活だけでは到底エネルギーは足りません。母乳育児をしているママは食べても食べても太らないというのは、その言葉通り、本当にどんどん栄養が吸い取られていきます。

では、どの程度カロリーアップが必要なのかというと、プラス４５０kcalとされています。４５０kcalというと、ご飯茶わんで２杯分プラスというくらいを想像して頂けると良いと思います。

そんなに食べられるか不安という方・・・実際に完全母乳で育児をしているママの多くは、お腹が空いて空いて・・・という方が多く、自然と普段よりもたくさん食べることになるので、さほど心配はいりません。安心して下さい。

胸が張って食欲がわかない

この悩みを抱えたことのあるママは結構いるのではないでしょうか。実際、妊娠中おっぱいマッサージをしていたり、元々の体質で、かなり母乳が出やすいママもいます。妊娠中から母乳が出ていたという人も。

そんな方は、食事内容を見直す必要があります。このままの食生活をし続けると、赤ちゃんが飲む量より多くの母乳が生成され、母乳が詰まり、最悪乳腺炎になってしまうこともあります。

具体的には、脂質を減らす食生活を行うことが重要です。洋食、お菓子はよくありません。和食で、かつ油分の少ない、納豆ごはんと野菜の具だくさん味噌汁など、質素だな、と感じるような食生活を行ってみて下さい。少しは胸の張りが解消されるはずです。

体重がどんどん減る

妊娠中そこまで太らなかったというママは、完全母乳でさらに体重が減るので、妊娠前以上に体重が減少してしまうという方もいます。体重の減少を食い止めるには食べるしかありません。
ですが、食べ過ぎると母乳が詰まるのでは？という心配もありますよね。詰まる心配を回避するには、搾乳が手っ取り早い方法です。炭水化物等の食事は、食べてから比較的早く母乳へと変わりますので、食べてから胸が張るようなら搾乳しましょう。