イヤイヤ期で限界の時、チェックしておくべき事
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最終更新日:2014/09/24
イヤイヤ期の悩み
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イヤイヤ期、魔の2歳児などと称される子供の発達段階における反抗期に悩まされる親御さんも多いのではないでしょうか?
イヤイヤ期の子供に対する接し方でよく言われるのが「まず受け入れる」ということ。
確かに一番大切なポイントです。
でも毎日毎回、受け入れても受け入れても思うようになってくれない…
仏の顔も3度までなのに、限界というものがいつかはやってきます。この時期を迎えるにあたり、子供との接し方で心得ておくべきことがいくつかあります。
受け入れるのが限界な時もある。でもちょっと待って。
やってはみてもダメなとき。ちょっと違った角度で問題点を探ってアプローチしてみることもとても大切です。
様々な育児書やネットの情報にはあまり書いていないチェックポイントをここでご紹介したいと思います。
そもそもお子さんに声が届いていますか?
大人が普通に話すスピードでも、脳が発達段階の子供にとっては新幹線のようなスピードに感じられています。早口で叱られることは子供にとっては意味も分からないしイライラするものです。
お子さんへ語りかけるときに一語一語ゆっくり丁寧に話しかけていますか?
これを心がけるだけで理解力が違ってきます。
また声のトーンも大切。
ドスの効いた低い声よりも高めの声が子供の耳には聞き取りやすいのです。ちょうど生まれてたの赤ちゃんを見て思わず「かわいー!」と発してしまう時のような高めの声でゆっくり丁寧に語りかけましょう。
耳鼻科に行ったら聞き分けのいい子になったなんて例も・・・。
中には耳に汚れなどが詰まっていてお母さんの声が全く聞こえてなかった、なんて例もあります。蓄膿症(ちくのうしょう)が原因で耳が聞こえづらかったというケースも。
耳の中のトラブルは案外気が付きにくいもの。
お子さんの耳がちゃんと聞こえているか、なにか体に異常はないかを確認するためにも日々の生活の中でじっくり観察していくこともとても重要です。
お食事はきちんとできていますか?
そして意外に重要なのがお食事です。果汁や甘い飲み物、またお菓子などを食べ過ぎていませんか?
食べ過ぎといっても個人差もあるので判断しにくいかと思いますが、例えば、お菓子は食べるけど食事はあまりできないの・・・なんて場合でお子さんがきかん坊になっていたら要注意です。
なぜなら、砂糖などの甘いものは少量でも満腹中枢を満たしてしまうので、水分補給の時にジュースなどの糖分が多いものを摂取してしまうと、お子さんがお腹は減っているのに食べたくないという状態に陥ってしまいます。
そうすると心身のバランスが崩れイライラして癇癪(かんしゃく)を起すなんてことにもつながります。ですので、水分補給はなるべく麦茶など砂糖の入っていないものでとるようにして、食事できっちり栄養をとらせることが大切です。
子供にレッテルを貼っていませんか?
上記の事柄を考慮したうえで、お子さんがなぜ問題行動(と親が思っている行動)をしてしまうのかをもう一度観察してみましょう。
「この子は乱暴者だ」とか「きかん坊だ」とレッテルを貼ってしまう前に、まずなぜそうしたのかを問いかけてみましょう。まずは聞いて、「そっか」と嘘でもいいので共感してあげましょう。それからどうしたらいいのかを教えてやらせてみるを繰り返し、できたときにはうーんと喜んであげましょう。
反抗は良き発達の証でもあります。
慌てず焦らず一歩一歩絆を深めていくことが最善の近道になります。
【まとめ】子供がいう事を聞かなくて悩んだときは・・・
- 一語一語ゆっくり丁寧に、こどもがわかる言葉で伝える。
- 耳にトラブルがないか確かめる。
- 食事をきちんととらせて甘い飲み物は極力控える。
- 悪い子と決めつける前に、なぜその行動をしたのかを探ってみる。
以上がイヤイヤ期に必要なチェックポイントでした^^
親も子供も日々一歩一歩、ゆっくり一緒に成長していけたらいいですね!
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