お食い初めの歯固めの意味と入手法!代用される意外な食べ物とは
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最終更新日:2015/10/16
お食い初めの悩み
我が子が一生食べ物に困らないようにという願いを込めて行うのがお食い初めです。日本の伝統的な風習の一つですが、お食い初めをする時に用意するもののうち、歯固めがあります。早い赤ちゃんでは、歯が生え始めるのもお食い初めあたりの場合もあるため、丈夫な歯が生えるようにという意味を込めて歯固めという儀式が行われます。昔から歯が丈夫だと長生きできると言われており、今でも多くの地域で行われています。
今回は歯固めに関する疑問や入手法についてご紹介します。
歯固めはどこで入手するもの?
実際にはどこで用意するべきなのか知らないという人も意外にたくさんいらっしゃいます。地域によって差があるものの、お宮参りの際のご祈祷で、祝い箸などと一緒に頂くことができる場合もあるようです。もし、ご祈祷の際に頂く事が出来なかった場合は、神社の境内にある小石を拾って帰りましょう。歯固めの儀式を行った後に、再度元の場所にお返しします。お借りする際は、神主さんなど神社の方に借りても良いか伺うようにしましょう。
通販での購入もできる
このように石は、お宮参りの際にもらったり、神社の境内からお借りすることができますが、近くに神社もないという場合もあるでしょう。そのような時は、通販を利用して購入することができるので心配することはありませんよ。お借りするのではなく、通販の場合は購入することになるので若干費用が発生してしまいますが、約500円前後で購入できるものが多いですから、お財布の負担になってしまうなんてことはありません。
地域によって「栗」「タコ」を歯固めに使う?!
ただ、一般的にはお食い初めの時は歯固め石を用意することが多いのですが、地域によってかなり差があるのも事実。たとえば、京都では鴨川から青い石を拾ってきて使用するところもあります。また、石を用意する代わりに硬い栗の実を用いて儀式を行うところもあると言います。おもしろいところでは、タコを用意する地域もあります。これは関西地方なのですが、タコも噛みごたえがあって硬いですよね。こんなに硬いタコでも食べられる丈夫な歯になるようにという願いが込められているんです。また、「多幸(たこう)」といって多くの幸せが訪れるようにという意味とタコをかけているという説もあります。
一般的な方法をご紹介しましたが、お住まいの地域によって用意する物が変わることは良くあります。ですので、臨機応変に対応し、お住まいの地域に適した歯固めを用意しましょう。
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