産後に喧嘩が増えた!産後クライシスの克服方法4つのポイント

公開日: : 夫が育児に協力しない悩み


産後クライシス
妊娠中は夫と仲良くしていたのに、産後は些細なことでイライラしてしまうことはありませんか?もしかするとそれは”産後クライシス”かもしれません。産後クライシスは、出産を機に夫婦の中が悪くなる現象のことで、最悪離婚に発展してしまうケースもあるようです。

例えば、下のような経験がある方は要注意です。

育児を手伝ってくれない夫に対してイライラ

そのイライラをぶつけて夫婦喧嘩で更にイライラ

夫が育児を手伝ってもやり方が気に食わずにイライラ

でも、せっかく可愛い赤ちゃんが生まれてきて、幸せな生活を送るはずだったのに、これでは悲しいですよね。そこで、産後クライシスを克服するポイントを4つご紹介します。

そもそも、なぜ産後クライシスになるの?

産後クライシスの原因は、産後のホルモンバランスの崩れや、子育ての不安、生活の急激な変化による精神的な負担などが原因とされています。産後は、授乳で3時間ごと起こされたり、なぜか泣き止まなかったり、決めた時間通りにできなかったり、自分では上手くコントロールできないことの連続です。こういった、不安定な状況の中で、夫の些細な行動がきっかけで、産後クライシスに発展してしまうのです。

実はパパだけが原因ではない産後クライシス

上で書いた通り、産後クライシスは、お母さんの「ホルモンバランスの崩れ」「育児への不安」「生活の急激な変化」が原因にあります。なので、実は夫が育児に参加しようが、しまいが、産後クライシスは起こりうるのです。(だからってパパが育児をさぼっていいというわけではありません)

ですので、産後クライシスの克服には パパを変えるのではなく自分を変える ことが重要になってきます。

産後クライシスの克服方法

ホルモンバランスの崩れや、生活の急激な変化については、自分ではどうしようもありません。ですので、イライラを止める考え方のクセをつけるようにしましょう。もしイライラしそうになったら、下で紹介する4つのポイントを思い出してください。

1.パパに感謝の気持ちを持とう

毎日遅くまで家族のために働いてくれているパパ。パパがいるから、ママや赤ちゃんは生活していける。仕事でつらいことがあっても、私達のために我慢して頭を下げて頑張っている。

パパがいなければ私たちは生活していけないと思えば、少々パパが育児に参加してくれなくてもイラつきは減ります。

また、少しでも手伝ってくれた時は、「仕事で疲れているのにありがとう」とパパに伝えると、もっと手伝ってくれるようになるかもしれませんよ。パパを上手く使えるかどうかは、ママにかかっています!

2.他人と比べない

赤ちゃんが生まれると、同じ産院や地域の交流の場などで、同じくらいの月齢の子供を持つお母さん達とお友達になる事があります。ママ友と話をしていると、「うちのパパはオムツを変えてくれる」「うちは赤ちゃんに離乳食を食べさせてから出勤する」などと育児に協力的なパパの話も聞きます。

すると「どうして他のパパは協力的なのにうちは全然してくれないの!?」と悲しくなってしまいます。そして、それをパパに「あそこの家はパパが◯◯をして、◯◯もして、◯◯もするんだって!」と話せば、パパもいい気はせずに「そこの旦那の仕事は暇なんだろ、オレは忙しいんだ!」とキレるのが目に見えています。

ですから、他人は他人、自分は自分と考えましょう。

隣の芝生は青く見えるもの。もしかしたらママ友のパパよりも本当に自分のパパの方が仕事が忙しく、またお給料もそれだけ多く貰っているかもしれません。他と比べて、パパと喧嘩をするよりも今の自分の現状に満足して、今ある幸せに感謝すれば、いつでも穏やかな気持ちでいられるはずです。

3.パパがしてくれた事を否定しない

パパもママが育児で大変な事を分かっています。ただ手伝ってあげたくても自分も仕事で体力がなかったり、足手まといになるのではと思っているのかもしれません。しかし、そんなパパだって時には手伝ってくれる事もあります。

オムツ替えをしていて汚れたオムツを横において作業していたらオムツを捨ててくれたとか、育児で大変なのを見ていて食事を作ってくれたとか。

ただ、いつもやっているママからすると、「オムツの捨て方が違う」とか「私が料理したら、こんなに散らからない」等と思う所は沢山あるでしょう。しかし、そこはグッと抑えましょう。そしてパパには「ありがとう」とお礼を言いましょう。

誰でも良かれと思った事を否定されると嫌な気持ちになります。少々、オムツの捨て方がいつもと違っていても、少々お皿が多く汚れたとしても、“手伝ってあげよう”というパパの気持ちに感謝する事が大切です。それが後々、パパが育児に携わってくれるかどうかに繋がってきます。

4.ちょっとお茶目になってみよう

赤ちゃんにミルクをあげて欲しい時、いつもなら「ミルクあげてきて」と言う所を、「赤ちゃんがパパにミルクを貰いたいって泣いてる」とか、「ミルクあげてみる?」という風に変えてみるのも一つの手です。

パパは笑って「そんな事赤ちゃんは言ってない」「ミルクあげてみる?じゃなくてあげてきてでしょ?」等といって、ミルクをあげてくれるかもしれません。

おわりに

産後クライシスの時はなかなか気持ちに余裕がなく難しいかもしれませんが、それが終わった時に考えてみると、なぜあの時はそんな気持ちになれなかったのだろうと不思議なくらいです。イライラする気持ちを一旦置いておき、ちょっとだけお茶目な自分になってパパをコントロールしてみましょう!

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