これで安心!離乳食期の赤ちゃんの便秘解消方法3つ
子育てをしたら必ずぶち当たる壁「赤ちゃんの便秘」。新生児のときは毎日うんちをしていたのに、離乳食を始めたとたん、何日もウンチが出なくなってしまった、といった経験をした方は多いのではないでしょうか。「赤ちゃんの体調は大丈夫?どうして急に便秘に?」とママは心配になってしまいますよね。そこで今回は、赤ちゃんの便秘についてお話しします。
ホントは怖い便秘
便秘って身近だけど、実は赤ちゃんの体調に大きく影響してきます。便秘が原因で引き起こされる例として、「食欲不振」「不機嫌」「不眠」「肌荒れ」などが挙げられます。
2~3日の便秘なら平気ですが、それ以上続くようなら一度病院で相談してみましょう。
どうして起こる?離乳食をはじめてからの便秘
赤ちゃんが離乳食をはじめてから便秘になる原因はいくつかあります。
- 授乳オンリーのときより水分不足がちになる
- まだ腹筋がないので、自分で排便する力がすくない
- 運動量がすくないので腸が活発に働かない
赤ちゃんの便秘解消法
では、どうしたら赤ちゃんの便秘を解消できるのでしょうか。便秘解消法をご紹介します。
【解消法1】「の」の字マッサージ
おむつ交換の時や、洋服を着替える時、またお風呂上りなどにお腹の上を平仮名の「の」の字を書くようにクルクルと優しくマッサージしてあげましょう。ベビーマッサージにも取り入れられている「の」の字。ぜひ癖づけるといいですよ。
【解消法2】うつ伏せにする
時々うつ伏せを嫌がる赤ちゃんもいますが、そんな子に限って便秘だったりします。うつ伏せにすると腹筋を使うので、赤ちゃんは腹筋を鍛える運動になります。腹筋が鍛えられれば排便も楽に出来るようになっていきます。遊びの1つとして取り入れてあげましょう。
【解消法3】綿棒浣腸
綿棒の先にベビーオイルを塗って、お尻の穴にあてて初めはツンツンと刺激してあげましょう。それでスルリとうんちが出てくる子もいます。出てこない場合は綿棒の先を少しお尻の穴に入れてくるくると優しく刺激してあげます。そうするとモコモコと出てくるでしょう。
注意したいのは、あまり強くやりすぎない事。赤ちゃんのお肌はとても薄く傷つきやすいですから、無理は禁物です。
それでも無理なら…病院へ!
自分ではどうしようもないと思ったら、すぐに病院へかかりましょう。病院へ行けば薬を処方してもらったり、自分では怖くてできない無花果浣腸を行ってくれるかもしれません。また、他にどのような事に気を付けたらいいかなど不安な事を全て解決できます。
便秘で病院へかかる事は多くありますので、赤ちゃんのために早めに受診してあげてください。
発達別にみる便秘解消法
寝返りまではできる赤ちゃん
まだまだ自分で動く事の出来ない赤ちゃんは、運動不足で便秘がちになります。ですからパパやママが触れ合いの一つとしてベビーマッサージを習慣にするといいでしょう。他には、またうつ伏せにして腹筋を鍛えるのも一つです。
ハイハイができる赤ちゃん
ハイハイができるようになったら、思いっきり動かせてあげましょう。少し離れたところから「おいでー!」と呼んで遊んでみたり、ママも一緒にハイハイをしてみたり、いっぱい遊んであげれば運動量も増えて、便秘も解消されます。
「そこは危ないからだめ」「こっちは掃除がまだだからダメ」などと赤ちゃんの行動範囲を狭めると意欲も低下して運動量が少なくなってしまいます。動けるようになった子はもちろん沢山遊ばせて腹筋だけでなく体の筋肉をつけてあげる事が大切です。
以上、これで安心!離乳食期の赤ちゃんの便秘解消方法3つでした。赤ちゃんにとって便秘は大人が思うよりも辛く苦しいものです。普段の生活から便秘対策になった遊びで工夫してみましょう!
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