無理なくゆっくり!産後ダイエットの注意点と成功のポイント

公開日: : 産後太り・ダイエット


産後ダイエットの注意点と成功のポイント
産後の体型、気になりますよね。でも、お産の直後は子宮や筋肉の回復に時間が必要です。ダイエットの心配は、まず体が回復してから考えましょう。海外の妊娠・出産情報サイトpregnancy zoneがまとめた、産後のダイエットについての注意点と成功させる方法を紹介しましょう。

産後のダイエット、始める前に

専門家の意見では、ダイエットは産後約6か月待ってから始めるべきだとしています。妊娠・出産は女性の体にとってかなり負担の大きな変化であり、体が完全に回復する時間が必要です。

通常、妊娠によって体重は約11~16kg増加し、出産によって約6kgが減少するそうです。ですから、約5~10kgの増加分を減量するということになります。だいたい1週間で500g減量するというペースが現実的です。約8か月かけて増えた分は、同じく8か月かけて元に戻す、これは理にかなった考え方ですね。無理な目標を立てて頑張り過ぎると、体にも赤ちゃんに良くありません。

ダイエットと母乳育児「授乳の消費カロリーは1食分」

産後の女性にとって、母乳育児はじつは最適な減量方法です。母乳は赤ちゃんにとって良い事ばかりな上、授乳によって消費されるカロリーは1日約500カロリー、約1食分です。ちょと食べ過ぎても気にすることはありません。

とはいえ、授乳しながらダイエットする、というのはなかなか難しいものです。母乳を作り出すには体は相応の栄養を必要としお腹もすきます。ですが母親の体は非常に効率が良いので、極度に高カロリーの食事が必要な訳ではないのです。

食べ過ぎても大丈夫と思って油断してしまわないよう、自然な食欲に従い、本当に空腹のときだけ食べるように気を付けましょう。ジャンクフードの食べ過ぎは禁物です。

気を付けてほしいことは、母乳を与えているのにまったく食欲がない場合です。これは、産後うつの症状かもしれません。思い当たる場合は、必ず医師に相談しましょう

赤ちゃんとお散歩

これは赤ちゃんにとっても、ダイエットしたいお母さんにも良いアクティビティです。歩きながらエクササイズをしても良いですが、ベビーカーを押して公園を歩き回るだけでも良い運動になります。赤ちゃんもお散歩は大好き。親子のふれあいの時間にもなりますね。季節に応じて寒さや日焼けの対策も忘れずに。

間食もヘルシーに

産後は必然的に家にいる時間が長くなります。果物やナッツ、野菜などを買い置きし、ケーキやスナック菓子など脂肪・糖分の多いものをできるだけ買わないようにしましょう。家にあれば、誘惑には逆らえませんよね。

エクササイズ・クラスに参加

お住まいの近くにジムや教室があれば、クラスに参加することもべストな方法です。新しい友達やママ友とも知り合えるかもしれません。産後の検診で運動しても大丈夫と言われたら、定期的に通えるようなエクササイズのクラスに参加しましょう。

授乳中でもエクササイズは可能ですが、先に授乳を済ませてから運動するようにしましょう。これは赤ちゃんがエクササイズ後の母乳をそれほど飲みたがらないためです。

おわりに

産後のダイエットはそんなに難しいことではありません。時間とモチベーション、この2つがポイントです。なかなか体重が減らないときもポジティブに。ダイエットがストレスにならないように、ゆっくり自分のペースでいきましょう。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加



  • ときめき子育て公式FacebookページとTwitterでは、育児ママの役立つ情報をお届けしています。

PAGE TOP ↑